生成AIの利用について



2025-05-17 13:53:11
私はあんまり気にならない方なんですが、気になる人もいるのかなーと思ったので一応明記しておきます。
1%でもAIを使っている人の作品は駄目だ、という方もいると思いますが、それはそれで良いと思います。

イラストの場合

描きたいものをつかったお題を生成してもらう

たとえば
「老人と巨大なモンスター(ドラゴンやゴーレムなど)が仲良く暮らしている絵を描きたいです。シチュエーションを考えてください」
と伝えて案を出してもらい、それを参考にして絵を描く。
もっと曖昧に「老人とモンスターの絵を描きたいので、なんかシチュエーションを考えてください」みたいな時もある。

構図が思い浮かばない時に、絵を生成してもらってそれを参考に描く

ただし、がんばって細かく伝えても大体変な絵ができるから、あんまりそういう使い方はしてない。
AIが生成する絵と私の絵はテイストが全然違うので、AIが描いた絵をそのまま自作として載せることはないです。
(というか描くのが楽しくて描くのにそこをAIにやらせるわけにはいかない)

小説の場合

アイディアや構想を投げ、それを発展させてもらう

イラストのお題出しと同じようなカンジで
「いかつい男が活躍する、現代を舞台にしたホラー(バトル系)を書きたいです。どういう設定が考えられますか?」
と投げかけて、案を考えてもらう。
考えてもらった案を取捨選択し、さらに思いついたことを再度投げかけるなどして細かい設定を固めていく。
キャラクターや街などの場合は、私が考えた設定を元に名前や細かい設定の案を出してもらったり。
たとえば
「複雑な過去を抱え、むやみに人と関わらないようにしており放浪癖がある。
年齢は30代くらい?顔に大きな傷があり、近寄りがたい空気を醸し出している。
というキャラクターの名前や細かい設定を考えてみてください」
というような具合です。出身地などに設定が必要ならそれを追加(東南アジア系で、小柄だけど頑強なカンジ、とか)
名前に関しては、実際にその地方で使われている名前を調べてみておかしくないか確認したりもする。
(その辺(言語関係?)はChatGPTやGrockよりGeminiが得意なような気がする)

ストーリー面での使い方

自分が考えた設定で、自分以外の誰かがストーリーを書いてくれる、というのが単純に面白いので、考えた設定やキャラを使って試しに書いてもらうことも結構ある。
良いなと思った部分があったらそれを参考に書く。
「ここまで考えた設定・キャラクターを使って、いたいけな少女を守るために悪の組織と銃撃戦を繰り広げるシーンを書いてみてください。
途中、手にしている銃が壊れてピンチに陥るけど、隠し持っていたナイフか死んだ敵から奪った銃で反撃し、なんとか窮地を脱する、という流れが良いです」
というようなカンジ(ただしあんまり長い話は書いてくれない)
映像作品の撮影で、監督が役者に演技指導をしたりしつつ撮りたいシーンを撮影する、みたいなカンジなのかな。
イイなと思った部分は参考にして自分で書く。

ただし「めさむる街」に関しては「人の営みによって自然発生した「都市に宿るAI(自我)」と少年の交流」というテーマの小説だったので、全面的にAIにストーリーを書いてもらいました。
(出てきた文章をそのまま使うのは厳しかったので、取捨選択して編集したりはした)
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