hallucino
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2024-12-29 00:16:32
短歌2024(抜粋)
終わらない夏をおさめた箱を焼き、自由になった冬の寒さよ 朝がくる街の路上でたちすくむ「今日」という日を何も知らない 体温をなくした僕はふりそそぐ月のひかりのつめたさを知る 水底へ沈んでいったき
2024-12-28 23:59:21
俳句2024
短日や壁画となって並ぶ影 いさな 夜より深き淵より昇る あかるいね 肋骨に文旦入れた ライトハウスまわるおりる冬のてふ 薄明や幽かに吐いた息 白し 寒月や靴音ひびく跨線橋 冬蜂や まるまっ
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